大興善寺について
幼稚園の横のお寺で、鷲峰山大興善寺(じゅほうざんだいこうぜんじ)と言います。
鷲峰山のふもとにあります。 園長先生が住職でお寺を守っています。
禅宗の曹洞宗で福井県の永平寺と横浜の総持寺が大本山です。
約八百年前からこの土地にお寺があり、神様や仏様に見守られながら今日まで脈々と続き、今の住職で23代目です。
そんな環境の中で子ども達をお預かりする意味を深く考えて、大切にそして丁寧に心を込めて、子ども達を育てていきたいと思います。
神様や仏様の前を通る時は、立ち止まり、手を合わせて礼をする・・・ そんな事が自然に身につくように、私達大人は伝えていきたいものです。
お迎えに来られた時に、お地蔵様や仁王様に親子で手を合わせている姿を見ると「素敵だなぁ~、心を伝えて下さっているなぁ」と有難く思います。
大いなる目には見えないものから見守られている安心感を、子ども達と感じ、すべての物・事・人に感謝しながらここで大切な時を すごしていきたいと思います。
宗教的な事でなく、道徳的な事を伝えていきたいです。
(大興善寺)・・・ 鎌倉時代(1245年)に時の執権北条時頼公の命により建立された。 奈良の西大寺の末寺であったが、後に曹洞宗に改宗。 ・釈迦像、観音像、仁王像二体の計四体と、山門、舎利殿が有形文化財の指定を受けている。
・忍者修行は山門から始まります。 山門は江戸時代に小倉城主の小笠原公が修復して下さり、その後H12年~14年にかけて、山門と池の横の舎利殿を修復しました。 山門の両脇には約七百年前に造られた金剛力士像(仁王様)が立って、お寺を守っています。 まず仁王様に挨拶をし、合言葉を言ったら山門が開きます。それから忍者修行の始まりです!!
※八幡の「いのちのたび博物館」の二階の歴史ゾーンに仁王様のレプリカがあり、身近に迫力を感じられます。
・本堂の中の仏像二体は基本、非公開ですが、子ども達は身近に見られます。 ◎本堂の中の二体の仏様たちも重要文化財です。 ・木造釈迦如来立像(14世紀、南北朝時代) ・木造如意輪観音屋像(1340年頃、鎌倉時代) (長女が仏像の保存修復師として文化財に関わらせてもらっています。)
・裏門辺りには、五輪塔があります。 大変珍らしいそうで学者さん達が遠方より訪ねて来ます。 一番奥の⛩鳥居は石で造られた物で、北九州地方では一番古いと言われています。 おっぱいの木も昔から言い伝えのあるご神木です。
何幼稚園だけでなく、お寺周辺もいっぱい楽しんでいます。
・境内でピクニック裏庭の池でざりがにつり、竹の子ほりやしいたけとり。 本堂の池には、錦ごいや青さぎ、魚のえさやり、お花摘みなどなど。
Q・本堂の屋根には何が飾っている? 日本昔話に関係あり。 ・本堂には何頭の龍がいる? ・お寺の会館にいる恐しい人はだあれ? ・弁天堂の中の二人の神様はだあれ? etc
色々と楽しめそうですね^^
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