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わしみね幼稚園

No.28(R7.3.13)(東日本大震災から14年)

東日本大震災から14年

避難

毎年、この時期は園児さん達に自然災害の話をしています。わしみね幼稚園にも震災の関係で疎開して来られていた方がいたり、私の友人も仙台で被災し、様子を伝えてくれていたので、園児さん達にも自分の身を守る為にどうしたらいいのかを考える保育をしてきました。

・3月11日に何が起こったのか…今年は年長さんに伝えました。真剣に聞いていましたので、宿題に、「お家で震災のニュースを見る」を出しました。次の日聞いてみると「見たよ。すごかった、大変だったね」と言う子もいれば「ユーチューブしか見ないから」etc。一つの事を家族で話す事はとても大切です。大人も子どもも考えや思いを相手に伝える、そして認める、一緒に考える姿勢は必ず心に残ります。

今回は震災についてですが、事故や事件、明るいニュースについてなど会話をして下さい。一部の園児さんと話して心配になる事は、一方的に自分の興味のある事だけ話して、相手と言葉のキャッチボールがうまくできない事です。共通点は、ゲームに支配されたり、ユーチューブばかり見ているお子さんです。親との会話の少なさにも原因があるようです。用事などを伝えるのは会話ではありません。

前に戻りますが、震災の話をしている時に聞けていなかったのは上記にあてはまるお子さん達です。話を聞く力を持っていないと命を落とすことにも繋がると思います。



マスキングテープのライン

・年長さんにとっては、辛口のいずみ通信になりましたが最後にもう一つ !! 災害時や有事の時に自分のことを相手に伝える事はとても大切です。

以前は年中さんでは、住所、親の名前が言えていたので、あたりまえの事と思っていたのですが、卒園前の年長に1人ずつ確認したら、ほとんどの子が正しい住所が言えず、中には親の名前も言えなかったり…びっくりしました。ご家庭でしっかり教えて下さい。
個人情報だからとかん違いする方もいますが、親と、はぐれた時の最後の手がかりですよ。

※命を守る為にご家族での約束事など決めておきましょう!!(老婆心から一言)

家族で話し合う 防災準備 自然災害 地震から身を守る

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